看護師というと、女性の仕事であるイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
確かに、現代において看護師の男女比は、女性9割に対し男性1割と、圧倒的に女性の方が多いです。しかし、収入が安定していることや、男性看護師が活躍できる医療現場が増えていることから、男子看護師も年々増加しています。
平均収入は、20代~30代で330万円~450万円ほど、40代から50代で450万円~600万円ほどです。男性看護師の方が、女性看護師よりも比較的平均収入が多い傾向にあります。
男性看護師の活躍領域は、以前は透析室や力仕事の多い精神科勤務がほとんどだったようです。一方、今では精神科や透析室以外にも、整形外科やリハビリテーション科、脳神経外科、神経内科などさまざまな領域で活躍しています。
男性看護師ならではの利点は、やはり力仕事をこなしやすいところでしょう。精神科以外にも、身体的な介助が必要な介護施設などでは、特に男性看護師が活躍しやすいです。また、男性患者の場合には、女性看護師に相談しにくいことも男性看護師に相談できるという患者側のメリットもあります。
力仕事をこなしたり、男性ならではの視点でサポートできたりするため、将来的にも男性看護師の需要は高まっていくでしょう。
また、将来性を高める方法として、看護師の上級資格や別の資格を取得する人も増えています。活躍したい領域によって、臨床心理士や救急救命士、介護士や呼吸療法認定士などを取得しておくと、活躍の場がより広がるのです。
求ム!男性諸君!
医療現場で必要とされるその存在